格安SIMのデメリット

釜山タワーから

釜山タワーから

月額で2千円くらい、という「格安SIM」について、これまでこのBLOGで扱ってきたが、かなり多くのご質問もいただいた。なかには「安い以上デメリットもありますよね」というものもあった。そこで、今回は「格安SIM」のデメリットについて書いて見よう。以下に列挙し、その対策なども一緒に書いて見る。ただし、「安くなるにはわけがある」わけで、そのデメリット、と考えれば、このデメリットがあっても、なお使いたい、と言う人はやはり増えるだろう、と私は思っている。

  1. SIMフリーの機種を手に入れにくい。
    最近はAmazonなどでもSIMフリーのスマートフォンを扱っているので、入手しやすくなっている。
    秋葉原の販売店も多い。決められたキャリアの販売店に行けばそこで選んで買って、という利便性は無いが、逆に言えばそれだけのこと、とも言える。
    通常は中古が多く分割払いも効かない場合がほとんど。
  2. 初期の設定が少々複雑。
    これは分かる人に手伝ってもらうか、自力でネットで情報を調べて設定をやることになる。ただし、ネット上に情報は全部揃っている。
  3. IP電話の場合電話番号が変わる。
    IP電話では通常050-の電話番号なのでSIMのオプションでMNPした電話番号が使えるものでなければ、電話番号が変わる。
  4. LINEのID検索の認証(日本の三大キャリアの認証システムを使う)が使えない。
    LINEを使わない人にはあまり関係がない話であるうえ、世界展開を目指すLINEがこの認証の仕組みをこのままにしておくとは考えにくい。将来に期待するしかないが、おそらく国際化のためにこういった日本ローカルな認証方式は改められるとは思っている。
  5. データ通信の量に制限がある。ただし、そんなに気にしなくても良い。

といったところだが、逆に言えば、「安くなる代わりにこういったデメリットがあります」ということでもある。これを認めることができれば、毎月7千円からのスマートフォンの通信+通話料が2千円で済むようになる、ということであれば、納得する人も多いことだろう。

最後にある、データ通信の「量」の問題がある。つまり、毎月払う料金の中での使えるパケット数だが、このBLOGで取り上げている「OCNモバイルONE」の場合は、毎日50MBで、一ヶ月を30日として、毎月に直すと1.5GBになる。これは多いか少ないかということだが、この中で、メール、Facebook、twiter、LINE、そして050plusの通話などが使えているので、自分としては十分だ。ただし、動画をいつも見ている、という人には足りない量になると考えられる。通常、日本の大手3大キャリアの毎月の最大通信量は7GBだから、動画をしょっちゅう見る、という方には、今の3大キャリアのプランのほうがいいかもしれない。また、動画は自宅でしか見ないのであれば、自宅のインターネット接続でWi-Fiで使うという手もある。

このところ発表され、発売される格安SIMはSMSが使えたり、音声通話が使えたりする、「有料の」オプションがあるものも多いので迷うところだが、これらのオプションのうち、自分に必要なものとそうでないものを分けて加入すると良い、ということになる。

ちなみに、自分の場合は前記の通り、毎日50MBまで高速通信ができる、ということで十分に満足している。