格安スマートフォンの普及はストップか?

MyPriori2

二千円程度、という毎月の通信料+通話料で済んでしまう格安のスマートフォンを推進する一番のベースとなる「MVNO業者のSIM」が、いよいよ底を打ちそうな気配だね。というのは、そのMVNO業者のSIM(というか通信回線)を卸しているNTT-docomoが、今年は毎年下げていた回線の卸しの料金を、凍結に等しい下げ幅にしてきたから。とは言うものの、現在はIP電話などを使えば、MVNOのSIMで毎月2千円を切る料金でスマホが使える場合も出てくる、という非常に格安な料金設定だから、そろそろ他のキャリアからとか、docomoの他の部署からの圧力もあって、しょうがないだろうな、というタイミングではある。なにせ普通の三大キャリアの通信料金は毎月なにも通信しなくても、またオプションの余計なサービスを使わなくても、毎月7千円くらいしたのだから、あまりに価格の差があって、これが普及すると困るだろうな、というのは見えてきたからね。

とは言うものの、客は二千円ほどの毎月の通信+通話料金ならOKと考えている、というところまで、スマホの価格意識が下がって来ていることも確かなこと(これはMVNO業者のパブ記事だが、この前半の数字は大変に参考になる)。これをまた以前の水準に引き上げることは、おそらく不可能だろうね。

かく言う私も、MVNOの利用者で、この1年半くらいで、SIMフリーのスマートフォンを2台取り替えたわけでね。旧機種はメンテしつつ残してあって、自宅のWi-Fiに接続し、通常は寝床用、トイレ用、居間用、などと分けて使っている。そのうち1つはdocomoの中古品を買ってきたものだが、防水仕様なので、雨の日はこちらにSIMを差し替えて外出したりする。

現在のメインは外国との行き来もあるので、freetelpriori2の3Gの機種だ。LTEもこの機種ではあるのだが、とにかく落としても気にならないほどの価格であることと、SIMのスロットが二枚ついていること、画面は大きくないが、軽くて非常に電池が持つことが気に入っている。とにかく軽くて小さいので、シャツの胸のポケットに入れていて違和感がない、というのが一番大きい。でもね、ごめんなさいね、SIMはfreetelじゃなくて、他のNTT系の会社のなんですよ。IP電話とセットで安いからね。

で、日本では総務省もSIMフリーを進めている、ということだから、これからは日本も今までのビジネスモデルを完全に断ち切って、新しいビジネスモデルにしないと生きていけないよね。今までは垂直統合的で、キャリア、機器、サービスなどすべてをキャリア一社で賄う、というやりかただったものを、キャリアは回線だけ、メーカーはボディだけ、サービス業者はサービスだけ、というように分けていかなければならないよね。この数年で日本人の可処分所得もがくんと減ったわけでね。ぼくみたいにみんな半年ごとにSIMだけ差し替えて、新しいメーカーの違う新品や中古の機種に取り替える、という時代が来ると思うのね。業界再編しないとだめだよね。これに成功したところだけが今後の日本のモバイルでも生き残るだろうね。それができないとダメでしょうね。と、個人的には思うな。

で、もう一つ言っちゃうと、LINEとかカカオトークみたいな、端末のキャリア認証を使うようなアプリの仕組みってなんとかならないのかね?ボディとSIMを短期間に変更していくってことは後生大事に1つの端末を使うわけじゃないわけでね。毎日取り替えるかも知れないわけで、端末で認証するとか、SMSや音声で印象するとかって、やめてほしいわけですよ。SIMフリーの時代にはね。まぁ、主な技術者が韓国の人だから、言いたいことはわからないでもない。韓国ではいまだに、携帯やスマホの通信といえば、SMSが中心だからね。でも、ワールドワイドで考えると、SIMとかボディに張り付いたアプリなんて、Identificationの抽象化ができていない時点で、もうダメダメですよ、ってぼくは思うね。やっと最近、おまけみたいにFacebook認証とか入ってきたけどね。グローバル時代には、これじゃ生き残れないでしょ。Googleに負けて終わるね。

 

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