猛暑の中ではiPhoneは使ってはいけない?

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The Enoshima Sunset

東京は猛暑だ。今日の昼間、新橋駅のところの街頭の温度計は39度C。人間の体温より高く、人によっては、命の危険さえある気温だ。

ところで、この猛暑の中でスマートフォンは大丈夫なのか?まずは各社のスペックを見てみよう。日本で一番売れているスマートフォン、AppleのiPhoneの最新型である「iPhone SE」のスペックを見ると、「動作時環境温度:0°〜35°C 保管時(非動作時)温度:-20°〜45°C」と出ている。つまり、iPhoneSEは39度という外気温の中では、動作は保証されていない。壊れても保証外です、ということだ。

反対に、いま日本で売られている一般向けのスマートフォンで一番耐環境性に優れていると思われる「KYOCERA」の「TORQUE」を見てみよう。こちらは「耐環境性」をしっかりうたっているだけあって、非常に慎重な書き方になっている。スペックはこちらのページにある。この能書きによれば、本機は「MIL-STD-810G Method 516.7:Shock-Procedure IV」に準拠している、とあり、その表の下に、その説明が書いてある。温度の部分を引用すると「High Temperature(高温動作/高温保管)動作環境:50℃で連続3時間、保管環境:60℃で連続4時間の高温耐久試験、Low Temperature(低温動作/低温保管)動作環境:-21℃で連続3時間、保管環境:-30℃で連続4時間の低温耐久試験、」と書いてあり、最後に「本製品の有する性能は試験環境下での確認であり、実際の使用時全ての状況での動作を保証するものではありません。また、無破損・無故障を保証するものではありません。」とある。つまり「保証はしないが、50度Cで連続3時間は大丈夫だったよ」ということである。

つまり結論から言えば、外気温39度Cという環境下では、AppleのiPhoneは動作保証されていないが、KYOCERAのTORQUEは「3時間以上は動くと思うよ」ということになる。

スマートフォンだけでなく、タブレット、PCなども、だいたい動作保証をしている周囲の気温は35度Cまで、というものが多いようだ。ただ、最高保存温度以下ではあるから、電源を切って置いておくぶんには、保証される、ということになる。

私達のみならず、メーカーでも「最高動作保証温度」は、あまり重要視されていないが、最近の東京の35度をらくらく超える猛暑下では、そろそろちゃんと温度のことを考えなければならない。

 


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