「北朝鮮」とはどんなところか?

このところ、米朝関係が非常に緊張している、という報道がある。しかし、その北朝鮮の目の前にある韓国の報道では、日本のような「煽る」報道はほとんどない。むしろ、差し迫った大統領選挙などの話題が大きく、北朝鮮というよりも中国を相手にしたTHAADの報道が多く、日本の報道のような北朝鮮に対する緊張感はあまりない。ないわけではないんだが、扱いは小さい。

この現状にあって、どこで流されたデマなのか、米軍の世界各地に散らばっている空母が朝鮮半島を目指している、という報道がされたが、実際にはかなりバラバラであって、日本のニュースでは伝えられるほどの緊張はないようだ、というように日本の報道も落ち着いて来ている。

昨日の韓国・朝鮮日報の日本語記事でも、緊張感を伝える日本の報道とは違う報道がされている。まるで日本の報道の状況をからかっているようだ。

ところで、北朝鮮という場所は、非常に面白いところだ。まず、南に米韓FTAを交わしている、資本主義の国「韓国」がある。北は13億人の市場を擁する中国、それに並んで、これも大国・ロシアと国境を接している。さらに、地下資源が豊富なうえ、これまで経済発展をしてこなかった地域であるため、人件費が安い。仮に北朝鮮の通行が自由化されると、中国やロシアと韓国は陸路でつながり、港を通さずに貿易が可能になる。経済戦略的にいえば、現在の北朝鮮という地域を、韓国側が取得するか?それとも、中国側が取得するか?で、世界の勢力地図が大きく変わる、とさえ言える。

ということは、現在の朝鮮半島情勢というのは、朝鮮半島の北側にある「おいしい地域」の奪い合いがその裏側に隠れているのではないか?ということだ。

北朝鮮の人口は現在2500万人。つまり台湾の人口を少し上回る。韓国の人口の約半分。北朝鮮と国交のある国は166カ国。トップは中国だが、それ以外にも、ロシア、ドイツ、英国とも国交がある。国交の無い国は、26か国。世界中から嫌われて孤立している国ではない、ということがわかる。

つまり、冷静に眺めると、「北朝鮮政府による北朝鮮という地域の統治が危うくなっている」ので、周辺の各国がこの「美味しい地域」の争奪に動き始めた。そういうことではないだろうか?

そう考えるのが自然ではないだろうか?

(しかし、このTシャツはなんなんだ。。。。)

 



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