なぜ若者は「下を向いてスマホばかり」しているのか?

現代の若者は「いつも下を向いて、スマホばかりしている」と嘆くおじいちゃん、おばあちゃんが多いんですよね。「私の若い頃はこんなことはなかった」って言うわけですよ。おじいちゃん、おばあちゃんの視点では「下を向いていないで前を向け」くらいな感じなんでしょうが、実際のところ、目の前にいるおじいちゃん、おばあちゃんよりも、スマホの中のネットで見る世界のほうが信用できそうに見えるから、そうしているだけです。まず、この事実をおじいちゃん、おばあちゃんは受け入れる必要があります。いまのおじいちゃん・おばあちゃんは若者に信用されていない、ということです。

ガラケーと呼ばれることの多い「携帯電話の時代」から、スマホの時代まで、あっという間だったわけですね。で、その時代になると、それを使った詐欺も増えた。SPAMメールなんてしょっちゅうです。新しいこういったデジタルガジェットに弱いおじいちゃん・おばあちゃんにはわからないと思いますが、今はそれで世界中がつながっている。その中で語られるものは、嘘もあるけど、本当のこともある。そして、そういう「嘘と本当が交錯する世界」が本当の世界の姿だ、と言うことがわかってきている。正直で嘘をつかない人ばかりではなく、嘘を平気で言う人もいる。それが本当の世界だ、と。だから、若い人間はすでにテレビや新聞といった「情報の権威」を信じていません。「あぁ、そういうこともあるのか」程度にしか見ていない。そして、その背後にある「地域の政府(国の政府)」も、かつてより信用できなくなっているんですよね。だから、ネットの情報に頼るし、SNSを流れる地域を超えた情報を探すわけです。

だから、信を失いつつあり、愛されもしなくなった人たちが、自分と関わりのある人たちに対して「愛」を強要せざるを得ないところまで来ている、ということですね。本当に愛があり、本当に信じているのであれば、別にそういう言葉を使わなくても良いわけですから。火のないところには煙は立ちません。

若者がなぜ下を向いてスマホばかり見ているのか?

そこには、嘘も本当もみんな出ている「真実」があるからです。そういうことじゃないか、と、ぼくは思います。

 


 

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