「通信」と「通信プロダクト」の分離

おそらく、この記事が表に出ている頃には、日本の三大携帯キャリアの冬の新機種があれこれ発表されていることだろう。あそこはこの機種が出て、ここが新しくて。。。。

まぁ、それは良いのだが、既にMVNOなどがかなり浸透してきた日本でも(外国はもっと前からそれが普通のところが多いのだが)、「スマートフォンやタブレット」本体と、それをつなげる通信会社との分離が当たり前になって来ている。とは言うものの、この新しい流れについて行けない人も多いわけで、未だに「通信会社で新機種のスマホを買う」なんて人も多く、かつ、まぁ、普通に見るわけですが。

自分の場合は、2013年に韓国で仕事をする、ということがあったので、既に日本の三大携帯キャリアから離れて、そのときにスマートフォンはSIMフリーの機種と、その地域地域で使えるSIMを調達して使う、というやり方に変えてきた。結果として、韓国に行ったときも、日本で使うときも、同じスマートフォンが使え、非常に便利だった。

なかなか外国にも行かなくなった現在は、その流れが続いていて、国内で使用するスマホやタブレットは基本的にSIMフリーの機種を数台使いまわして、SIMだけ毎日あれこれと入れ替えて使っている。唯一面倒なのは、LINEがSIMカードではなく、スマートフォン本体にIDを求めているので、毎日、LINEが使えるスマートフォンを設定しなおさなければならない、ということだけだ。私の場合はLINEも使っているが、LINEを使うことがなければ、こういう不都合は生じないのだが。

横道に逸れるが、スマートフォンなどで入れられるアプリで、韓国発のLINEやカカオトークの「知財の重要部分」は、スマートフォンの本体確認をSIMカードに寄らない、本体で行うところにあるらしいので、この不便なしくみはなかなかなくならないから、当分はこのままの不便さなんだろうなぁ、と。

日本では「正統神話」というものがあって、例えば、電話回線はNTTでつなげると、電話機やFAXもNTTで、というのが多い。それにこたえて、NTTでも、NTTのマークの製品を用意したりしているが、それは実際には他のメーカーで作っているものだ。

スマートフォンも同じような感じなんだが、携帯電話の時代からスマートフォンの時代になってからは、よりいっそう「通信回線」と「通信プロダクト」の分離が進んできた。現在のMVNOの利用者はスマートフォン全体の20%くらいにまで、やっとなってきた。

もともと、SIMカードという仕組みは、「通信回線」「通信プロダクト」の分離のために作られたものであって、通信プロダクトが回線とがっちりつながっているものであれば、こういう仕組みは必要なかったものだ、と思うんだがなぁ。それに、スマートフォン本体を毎日取り替える、というのは、ファッションを気にする女性にも受けると思うんだけど。

ということで、SIMフリーの端末はこれから、日本でも増えていくことだろう。

 


 

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