携帯電話会社の海外格安接続プラン

最近は、海外に数週間以内での旅行に行くとき、行く場所のSIMカードをわざわざ買わなくても、また、海外用のルーターなどをレンタルすることをしなくても、海外旅行用のプランが用意されている。

  1. NTT-docomo 海外1dayパケ(980円/日)
    https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/1day/index.html
  2. au 世界データ定額(980円/日)
    https://www.au.com/mobile/service/global/global-passport/sekai-data/
  3. SoftBank 海外パケットし放題(2980円/日)
    http://www.softbank.jp/mobile/service/global/overseas/web/packet-flat-late/

ソフトバンクはいささか他社に遅れている感じがあるが、docomoとauは事前申込みをしておけば、1日あたりのパケット料金を1000円くらいに抑えられる。こうなると、海外で使えるwi-fiルーターの業者のレンタルの料金以下のものもあり、数日の海外旅行に限れば、完全に軍配は大手携帯キャリアにあがる。もちろん、20日を超える長期滞在であれば、明らかに現地のWi-fiサービスとか、現地のSIMに取り替えるほうが安いのはいうまでもない。逆に言えば、このキャリアの「海外パケット格安サービス」は、乱立する海外Wi-fiルータ業者潰し、という感じがする。

今回、私も台湾に行ったのだが、台湾でもこのサービスが使えて大変に重宝した。なにせ、現地に到着したら、かず空港のWi-fiは完全に無料で使える。そして、市街地に出ると、こういった「キャリアの格安海外パケットサービス」に登録しておくと、自動的にそちらに切り替わる。日本国内と同じ感覚で、Wi-fiルーターのような余計な機器を持ち歩くこともしなくてよい。いつもの通り、なのだ。

いまどき、電話はFacebookメッセンジャーの電話とか、LINEの電話を使う。この電話はIP電話だから、もう電話回線の海外ローミングも必要ない。ネットがつながってさえいれば、電話ができる。

私は、韓国に2年いたとき、現地での電話は、NTT関連会社のIP電話を日本で登録して、それを使った。日本に電話をかけるには、まず自分のスマートフォンが勤務先の大学のWi-fi環境に接続されているのを確かめてから、IP電話のアプリで電話をするだけだ。電話料金は国内で電話するのと変わりなく、安い。戦法からかかって来る電話ももちろん取れる。050から始まる電話番号を持っているからだ。

しかし、なんというか、電話も通信も国境を超えるのが手軽で当たり前の時代になったな、というのが正直な感想。通信環境も数ヶ月たつと、すぐに変わっていく。必要であれば、常にフォローしていないといけない。

 


市場最低のモバイルを目指せ!

P1020894

現在の市場最低の支払いで済ませるモバイル。以下のリンクでできる。
今日、「安いのが売り物」の新興勢力のモバイルのお店でいろいろ聞いてきたんだが、全然安くならない。やはり、自分でMVNOのSIMを買って、本体は自分で揃えて、それで使うのがいいみたいだ。

以下に、当BLOGで取り上げた「格安SIM」「格安スマホ」のトピックのリンクを挙げます。

●概要:どれくらい安くなるのか?:
●実際使ってみてどうなのか?:
MVNO/格安SIM導入マニュアル:
●最初のハードル・スマートフォン選び:
●格安SIM/MVNOのデメリット:
●格安SIM/MVNOではLINEはどうなるか:
●そもそも「SIM」ってなんなのさ?
http://www.mita.pw/?p=1498
●格安SIM/格安スマホの組みわせは経済的な利益だけではない:


モバイルで日本は「2度めのガラパゴス」になるか

現在、日本のモバイル市場を見ると、9月11日に発表されたAppleのiPhone5S/Cが爆走を続けているように見える。加えて、日本のIT系メディアはAndroidなど無かったかのうような「Apple礼賛」ばかりだ。あとは「3つのキャリアのどこがいいか」という話ばかり。

ところが世界に目を向けてみると、様子はかなり違う。

9月のアクティベート数の集計では、Androidの勢いは留まることを知らず、既に80%を超え、Appleの勢いは低下するばかりだ。

かつて、日本の携帯電話メーカーは「スマートフォン」の出現(それは主にAppleのiPhoneだったが)で、慌てることもなく、自社開発の「フューチャーホン」を誇り「世界に進出するのだ」と語っていたが3年もしないうちに形勢が逆転。今はスマートフォンだらけの世界に、「日本のガラケー」は取り残された。その結果、日本ではいまだにスマートフォンの普及が世界平均以下となり、まさに「モバイル世界のガラパゴス」になった感が否めない。

そしていま、日本中では「AppleのiPhone」が、「日本のガラケー」以外の市場を独占しようと、IT系のメディアなどに大きなキャンペーンを張っている。そのため、9月の日本の携帯端末売上トップはほとんどiPhoneで埋まった。しかし、iPhoneは「世界標準」をメインに打ち出すため、日本ローカルな機能である「おサイフ」「ワンセグ」などの機能はいまだに標準装備していない。とは言うものの、東京の電車などで見ていると、むしろiPhoneは減っている感じさえある。日本のネットメディアと現実のギャップはかなりあると、私は思っている。

しかし、売上げランキングでは、やはりiPhoneが多いことは確かだ。また、Panasonicなどが一般向けのスマートフォン市場から撤退する、などのニュースも相次いでいる。

となると、日本は最初は「ガラケー」で世界に取り残され、今また「スマホ」でも世界に取り残される、という事態になっているのではないか?それならそれでも構わないが、日本という閉鎖された市場の中で、全く外部との接触を遮断された日本人は、これからどうなるのだろう?

既にAndroidの世界でも、中国の大手が台頭してきており、ベンチャーのXiomiなども創業3年めにして、多くの話題をさらっている。この流れが大挙して日本に流れ込んできて、初めて「私達は遅れていた」と、日本人はほぞを噛むのではないか?今の世界では「鎖国」はそのまま国やその地域の死をさえ意味する。

新しい世界の流れに鈍感でいることはできないのだ。