SIMフリースマホ/MVNO-SIMで初期投資2万5千円+月額2千円が標準か

Shirokane01

ここ1年くらいで、SIMフリーのスマートフォンが非常に増えてきている。しかも、安い。加えて、そのSIMフリー端末に挿して通信を行う「MVNOのSIM」による毎月の通信料金は、通話も含めて、だいたい2千円、というのが、現在の相場のようだ。

たとえば、以前からPCで日本市場に参入していた台湾のASUSの最新のスマートフォンは、新品の価格で2万円を切る。消費税を含めて、だいたい2万円ちょっとだ。初期投資としては、このスマートフォン本体に加え、後述の「MVNOのSIMの初期料金」が高くて3千円ほどかかる。機種を選べば、合計で、税込み2万5千円以内で初期投資はできる

さらに、毎月の通信・通話料金のMVNOのSIMは、LINEなどの利用を考えて通話はついていなくても、SMSつきのもので、だいたい毎月千円前後。それに、IP電話の毎月の基本料金と通話料金をあわせて、毎月の通話・通信料金はだいたい2千円以内、という場合が多いだろう。

外回りの仕事が多くて、電話をかける機会が多い人でも、毎月4千円にもならないくらいの毎月の支払いで済むはずだ。

しかもIP電話なら、インターネットが接続されていれば、世界中で日本の電話への電話が、日本国内にいるのと同じ通話料金でつながる。

時代は1年もすると変わっている。日本人のスマートフォンへの考え方も、変わっていく。

 


SIMフリーのスマートフォンは毎日、毎時間でも取り替えられるから、スマートフォンをいくつか持っていると瞬時に「着替える」ことができる。気分に応じて、用途に応じて。

DSCN2125

SIMフリーのスマートフォンとMVNOのSIMの組み合わせはたしかに毎月の支払いを安くすることができて、非常に有用だ。私の場合は、毎月最低でも7千円かかっていたスマートフォンの通話と通信料の合計が2千円ほどになった。しかし、SIMフリーのスマートフォンは「ファッション」として考えても、非常にいい結果が得られると思う。なぜならば、SIMカードを入れ替えるだけで、使っているスマートフォンを切り替えることができるから、自分の気に入ったスマートフォンをいくつも持っていれば、必要なときに、スマートフォンの本体をすぐに取り替えることができるからだ。

いま、MVNO業者のスマートフォン用のSIMは非常に安くなってきていて、安さはそのままにその回線の「質」を問う段階になった。言い換えれば、MVNO業者のSIMの売り口上として「安さ」は当たり前になり、新しい「提案」が必要な時期に入った。

いま、秋葉原をめぐると、なんと、1万円前後から、MVNOのSIMをさして「使える」スマートフォンやタブレットがたくさん売られている。中古もあれば新品もある。高いものでは10万円を超えるものもあるが、基本的な機能のものでよければ1万円を切るものも、新品で見つけることができる。加えて、タブレットも同じくらいの価格でたくさん売っている。

結局、MVNO業者のSIMを買って、各種のスマートフォンを毎日SIMを入れ替えてとっかえひっかえ使う、という使い方が現実的になってきた。今までのように同じスマートフォンの外装の色をパネルで取り替えるだけ、というのとは違い、さまざまな利用スタイルのバリエーションを楽しむことができる。「きせかえ」ではなく、本体そのものを取り替えられるので、色だけではなく、使い方も画面の大きさも違うスマートフォンを毎時間でも取り替えて、利用シーンに応じて取り替えて使うことができる。

つまり、MVNOのSIMと格安スマートフォンは「安い」だけではなく、TPOに応じた「使い分け」ができるわけだ。これはSIMを取り替えて回線契約を本体と切り離したからできることだ。これまでも、SBやdocomoのスマートフォンや携帯は、同じキャリアのスマートフォンやタブレットに限れば、その中でSIMカードを入れ替えて本体を取り替えることができたが、現在のMVNOの業者のSIMにすることによって、他の会社のものでもそれができるようになったのだ。

私の場合は、雨の日には防水のスマートフォン。雨ではない日であれば、画面が大きくて見やすい5インチのスマートフォン。中華圏からのお客様との話には、ちょっと派手な金色のスマートフォン。遊びに出る週末は荷物を減らしたいから、画面は小さくても機能十分なスマートフォン、プレゼンをすることがある場合は、タブレット。PCを持ち歩く必要があるときは、PCにモバイルルータ。などなど、SIMをそのシチュエーションによって入れ替えて使っている。これはMVNOのSIMと格安のスマートフォンだからできる技だ。

何度も書いているが、本体をこうやって取り替えまくる毎日なのだが、そうなると困るのはLINEの入れ替えだ。これは機種変更をした時と同じ手続きをしなければならない。LINEは同時に1つの端末でしか使えないからだが、こういう困ったちゃんはLINEだけで、他のメジャーなアプリはそういうことはないので、複数のスマートフォンやタブレットにインストールしておけば、SIMを入れ替えるだけでどれも同時に使える。

とにかく、SIMフリーは今後は「ファッション」としての面も大きく強調されて然るべきだろう、と、私は個人的に思っている。

 


「必要のないときはSIMを外しておいてください」との回答が来た。

P1020261

MVNOのLTEが使えるSIMで、「格安スマートフォン」を使って「格安回線」を使っているのだが、何ヶ月か前まではSIMを入れっぱなしにして夜は寝ていた。しかし、自宅ではWi-Fiが使えるから、自宅では基本的にWi-Fi接続で使っている。しかし、ある朝、ふとSIMのMVNO経由でのトラフィックを見ると、なんと5MB以上もLTE/3G通信が使われている。おかしいな、と思って、MVNO業者に電話で聞いてみた。しかし「なにが起きているのか?」という理由は教えてもらえなかった。おそらく、接続の確認などのために、深夜、Wi-Fiがなんらかの裏アプリで勝手に切られ、LTE/3Gの通信をするようになっているんだろう。「どうしたらいいでしょう?」と聞けば、「夜、寝るときとか、必要ないときはSIMを外しておいてください」とのこと。理由はともかく、僕の場合は毎日数台のスマートフォンをあれこれ使い分けているわけだから、家に帰ったら、SIMカードは外しておくことにして、家ではWi-Fiのみでの通信しかできないようにしておいた。

しかし、深夜、なにが起きているのだろう?一度、Sniffer入れて調べてみよう。

 


ぼくはよく秋葉原に行く

P1080912

ぼくは時間ができると、よく秋葉原に行く。家が近い、ってのもあるが、それ以上に、そこになにかある、という楽しみがあるからだ。しかし、秋葉原が好き、というのでもない。長く仕事で日本を離れていても、日本に戻るとまず秋葉原に行くのだが、行けない時でも禁断症状はない。また、昔PCが流行り始めのときも、よく「PCヲタク」「マニア」と間違われたが、ぼくはPCに触っていれば満足、ということもないし、PCなんてなくてもどうでもよかった。明らかに「マニア」ではない。

あるとき、職場でぼくはラジコンの小さなクルマを走らせたら、そのときの上司に「職場は遊び場ではない」と、怒られたときがあったが、別に遊んでいるわけではなかった。今はとっかえひっかえ使うために、SIMフリーのスマホを5台もっていて、必要に応じてああでもない、こうでもない、といじる。これも別のスマホが好き、ということもなく、必要がなくなればさっさと手放してしまう。

PCもラジコンも、また違うものも、ぼくの場合はそのものに「将来性」を感じるものは、他の人がなんだかわかっていないうちに、自分の手にとって動かしてみて、その「感じ」をつかむ。それがつかめたら、もうその機器などに用はない。捨てるなり、誰かにあげるなりしてきた。つまり、ぼくは「マシンへの愛」というものはない。マシンはしょせんは道具であって、それを私達がいかに使っていくか、ということが問題なのだ、というところに、自分としては徹しているつもりだ。

タブレットもいくつも使った。しかし、今、自分の手元には1台だけしかない。あとは自分には必要がない、ということで、欲しいと思ったときに、必要だと思ったときに、また手にいれれば良い、と考えている。だから機器にシールを貼ってなんか主張する、なんてつもりもなく、スマホでもタブレットでもPCでも、だいたいデフォルトのアプリのまま、というものがとても多く、デスクトップにあれこれ置く、ということや、スクリーンセーバーに凝る、ということもない。「自分のもの」という意識がない。あるいはそういう意識を必要だ、と思っていないのかもしれない。

ぼくはITの業界で長く仕事をしてきたが、その機器に愛着を持ったことはない。機器を「好きだ」と思ったこともない。思い出してみれば、そういう意味で、ぼくはマニア、ってことじゃないんだな、と自覚している。

ぼくはそういう「新しい機器」を通じて、新しい時代とそこに生きる人を想像して楽しくなる。だが、それだけだ。面白いのは、道具を作った人であり、道具を使う人だ。つまり、社会を見る窓として、スマホとかPCとかの機器がある。他の人は知らない。なぜそんなにPCなどを「自分のもの」と思って好きになれるのか、ぼくはいまだにわからないのだ。